
「畳の表替えをしたいけど、できるだけ費用を抑えたい…」「畳の構造やサイズって、費用にどう影響するんだろう?」そうお悩みではありませんか?
畳の表替えは部屋の印象を大きく変える大切なリフォームですが、費用の相場がわからず依頼しにくいと思っている方もいらっしゃるはずです。
この記事では、畳の基本構造から、地域によって異なる畳のサイズが費用にどう影響するかを詳しく解説します。さらに、畳の表替えや裏返しといった張り替え方法ごとの相場もご紹介します。
畳の張り替え費用に不安がある方は、ぜひチェックしてみてください。
畳を使っているけど、その構造までは詳しく知らない方が多いのではないでしょうか?以下で畳の構造や種類について紹介します。それぞれの役割を理解することで、畳の機能性や、表替えや裏返しなどの張り替え方法の違いを理解するのに役立ちます。
畳は大きく分けて「畳表」「畳床」「畳縁」の3つから構成されています。
それぞれの役割を理解することで、畳の張り替えの種類についても理解が深まります。
まず、畳表とは、イ草を織って作られた畳の表面のことです。この部分は、日光や摩擦によって劣化しやすく、畳の張り替えが必要となる主な原因です。畳表に使用されるイ草は、天然素材であるため、室内の湿度を調整する効果があります。
畳床とは、畳の芯材にあたる部分のことです。大きく分けて「藁床」「稲わらサンドイッチ畳」「建材床」の3種類があります。
藁床は乾燥させた稲わらを圧縮して縫い付けたもので、伝統的な素材です。
稲わらサンドイッチ畳床は藁の真ん中にポリスチレンフォームが入っている点が特徴です。
建材床は様々な種類がありますが、Ⅲ型と呼ばれる三層構造のものが主流になっています。上下にインシュレーションボード(木質繊維ボード)があり、真ん中にポリスチレンフォームが挟んである畳床です。
畳床は、畳の弾力性や耐久性を左右する重要な部分です。
次に、畳縁とは、畳表の側面部分を覆う帯状の布のことです。畳表を畳床に固定する役割があり、様々な模様やデザインがあります。畳縁の交換は、一般的に畳表の張り替えと同時に行われ、比較的安価で畳の印象を大きく変えられます。
これらの3つの要素で構成される畳は、その状態によって張り替え方法が異なります。畳表がボロボロなら裏返しはできませんし、畳床が劣化していたら張り替えではなく新調する必要があるのです。
畳の状態や予算に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
畳のサイズは地域によって異なり、大きく分けて「江戸間」と「京間」の2種類があります。それぞれ異なる特徴を持っているので、ご自宅の畳がどちらのサイズに該当するのか確認しておきましょう。
畳のサイズが異なると、当然必要な材料の量も変わってきます。そのため、畳の表替えや新調を検討する際に、サイズの違いを理解しておくことは費用の見積もりを正確に行う上で非常に重要です。
| 規格名称 | 丈(cm) | 幅(cm) | 主な地域 |
|---|---|---|---|
| 江戸間 | 176 | 88 | 関東地方が中心 |
| 京間 | 191 | 95.5 | 関西地方が中心 |
江戸間は関東地方で多く用いられるサイズで、現在では畳の標準サイズとして最も一般的に使用されています。東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城など関東の家では、ほとんど江戸間が採用されています。特に古い家であるほど、江戸間が多いです。
一方、京間は関西地方で多く用いられるサイズで、江戸間よりも広々としたサイズです。
京間のほうが江戸間と比較してやや大きいため、同じランクの材料を使う場合、表替えや新調の費用も高くなります。
ご自宅の畳のサイズを測る際には、畳の縦と横の長さを測り、上記の表と比較することでサイズの確認が可能です。
畳は、基本的には先ほどの表に書いてある基準寸法で作られています。ただし、部屋の大きさは家や建物によって違っていて、同じ家でも隣の部屋とは大きさが違います。また、同じ部屋の畳でも一枚ずつ形も大きさも異なります。
そのため、実際に測ってみると地域関係なく、江戸間でも京間でもないサイズになっていることもあるのです。
特に張り替えではなく新調する際は寸法が重要になってくるため、「うちの畳って普通のサイズじゃないかも…」「このサイズでも対応してもらえるのか」など、サイズで不安がある際は業者に相談してみましょう。
畳の張り替えには「表替え」と「裏返し」の2種類があります。
それぞれの特徴と費用相場を理解することで、状況に合った最適な方法を選択できます。
| 交換方法 | 内容 | 費用相場(1畳あたり) | 張り替え目安 |
|---|---|---|---|
| 表替え | 畳床はそのままに、畳表と畳縁を交換する | 6,000円から20,000円程度 (畳表の素材により差がある) |
裏返し後4年以上経過、または張り替え後6年以上経過した畳 |
| 裏返し | 畳床はそのままに、畳表を裏返して使用、畳縁を交換する | 4,000円~5,000円程度 | 表面に軽度の傷みや日焼けがある畳(3年から5年程度使用) |
表替えは新調よりも費用を抑えつつ、畳表を新しくすることで見栄えを良くし、快適性を向上できます。畳表のグレードによって、相場以上の金額になることも多いです。
裏返しは最も費用が安く、畳表の状態が比較的良い場合は有効な手段です。しかし、裏返せるのは一度だけで、傷みが激しい場合は適しません。
畳の状態や予算に合わせて最適な方法を選ぶことで、費用を抑えながら快適な和室を維持できます。専門業者に相談すれば、畳の状態を診断し、適切な張り替え方法を提案してもらえるので安心です。
田幡畳店では、表替えの場合1畳あたり20,000円前後の商品が人気です。裏返しは畳の状態や畳縁の種類にもよりますが、4,400円~承っています。
「どのくらい費用がかかるのかわからないから見積もりを出してほしい」「費用を抑える方法があるのか知りたい」などお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
畳の表替えをご検討中でしたら、田幡畳店へお気軽にご相談ください。創業85年、施工実績2万件以上の実績を持つ田幡畳店は、東京都内を中心に高品質な国産の畳を提供しています。熟練の一級技能士が直接施工を行い、お客様のニーズに合わせた最適なプランを提案いたします。
国産畳表にこだわり、産地から直接仕入れることで、高品質ながらもリーズナブルな価格を実現可能です。畳表の種類も豊富に取り揃えており、お客様の好みに合わせてお選びいただけます。表替えだけでなく、新畳や裏返しなど、様々な施工に対応可能です。
田幡畳店では、お客様に安心してご利用いただけるよう、無料見積もりを実施しています。お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。また、家具の移動や隙間、凹みの補修も無料で行っておりますので、ご安心ください。
さらに、土日祝日も営業しておりますので、お客様のご都合に合わせてご相談いただけます。表替えと裏返しは、お問い合わせ後に施工日を決めて、特別な事情がない限り当日仕上げで対応いたします。
田幡畳店の表替え価格(税込)は以下のとおりです。
| セレクション | 1畳あたりの価格(税込) |
|---|---|
| 優美 | 33,000円 |
| 極厚 | 26,180円 |
| 青いダイヤ | 21,780円 |
| 産直 | 19,580円 |
| 定番 | 16,280円 |
| お手軽 | 11,880円 |
| 普及品 | 8,580円 |
| 格安 | 6,050円 |
こちらは運賃・工賃・家具移動まで入った金額です。その他、様々なオプションもご用意しております。お客様のご要望に合わせて最適な畳をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
| 商号 | 株式会社あなたの街の畳屋さん |
|---|---|
| 法人番号 | 9013301045910 |
| 店名 | 田幡畳店 |
| 本店所在地 | 〒1700011 東京都豊島区池袋本町4丁目25番5号 |
| 電話番号 | 03-3982-4729 |
| URL | https://tabata-tatami.com |
| 受付 | 9:00-20:00(年中無休) |
| 施工対応エリア | 東京都23区中心 豊島区、北区、板橋区、練馬区、渋谷区、港区を中心に都内全域 埼玉、千葉等にも対応しております。 |